AISATSU


Move forward!

He who moves not forward, goes backward.

-Johann Wolfgang von Goethe(ゲーテ)

ーーー「前にすすめ!」「前進をしない人は、後退をしているのだ。」

 私たちは、長年、数ある大学入試問題をお教えしてきました。嬉しいことに、大学入試の長文の中には、はっと息を吞むような、何度も読み返したくなるような文章があります。その中から、まさにMEの生徒さんたちの姿を思い起こしてくれるような文をご紹介させてください。

 それは、薬剤師、コピーライター、コメディアン、ワイン評論家など多彩な経歴のあるオーストリアの作家、マーティ・ウィルソンによって書かれたものです。5歳の息子を初めて学校に連れて行くときに、緊張した様子の息子に、怖いのかと聞いたところ、彼は、こう答えたというのです。

“I’m not scared.I’ve just got newfeeling.”

(「怖くないよ。新しい感覚がするだけなんだ。」)

・・・作者はさらに続けます。「未知の世界に出会ったときに、それを「怖い」ではなくて「新しい感覚」と表現することで、人は、新しい世界に・・・前に進むことができ、変化を受け入れることができるのだ。」と。

 私がこの文章を再び読んだ時、思い浮かんだのは今年4月に入塾した小学生クラスの生徒たちの姿でした。彼ら・彼女たちにとって、MEでの授業はまさに「新しい感覚」であったはずです。最初は緊張し、戸惑いや自信を失うこともあったかもしれません。しかし、ME生になったばかりの彼ら・彼女たちは、たった3ヶ月でスピード、集中力、表現力を養い、見事な成果を上げました。先日、5月の連休明けにテストを行いました。問題が配られると同時に生徒たちは次々と英文を書き始め、鉛筆を動かし続けました。目標としていた15の英文を早々に書き終え、それ以上の英文を書く競争を繰り広げました。教室には、生徒たちの鉛筆の音だけが響いていました。

 2021年から始まった大学入試共通テストには、私たちMEにとっても「新しい世界」がありました。大学入試センター試験については、MEは英語専門塾として指導してきた長い伝統があります。大学入試共通テストに変わって、「これまでの伝統に恥じることのない実績を出すことができるだろうか?」と一抹の不安を感じました。しかし、講師全員で1点でも多く得点をとってもらうために何が最善であるかを考え、ひたすら前に、前にと進みました。その実践に基づいて、大学入試共通テスト講習を実施しました。

 私たちとME生の努力は、着実に実を結んでいきました。毎週の講習では、授業のたびに生徒の皆さんの点数が上がっていきました。その結果、大学入試共通テストの本番においても、「満点を取りました!」と嬉しい報告が次々に届きました。

 2022年も、本年2023年もMEの生徒さんたち、及び私たち講師陣、スタッフ同様、「前に、前に!」と進んでいきました。その結果、高校入試や英検でも、MEの生徒さんたちは優れた成績を収め(例えば、2021年度には中学生58名を含む384名のME生が英検2級に合格し、2022年度には中学生61名を含む403名のME生が英検2級に合格しています)、大学入試においても英語専門塾としての誇りを胸に、素晴らしい実績を積み重ねています。

 見事志望校に合格された生徒さんたちが、数多くの体験記を寄せてくれました。その中の一人は、「すべての大学の中で、一番入りたい大学、一番入りたい学部・学科に英語を一番の武器として英語だけで合格できました。MEがなかったら、私は合格できなかったとおもいます。」という言葉とともに、合格を報告してくれました。彼ら・彼女たちの多くは、たくさんの時間を集中して、英語と格闘してきました。彼ら・彼女たちは、志望する大学がいかに難関であっても、あきらめることなく、ひたすら前に前にと進みました。

 ME生は、自分の偏差値に合わせて志望校を選ぶことはありません。自分が将来就きたい職業がまずあって、そのために必要な大学を選び、その大学に合格するために、自分の偏差値を上げていくのです。決して容易な道ではありません。それでも、目標を実現できたME生は、自分を信じて、困難に立ち向かい、合格をもぎ取ることができたのです。満面の笑みとともに合格の報告をしてくれるME生たちを前にして、本当にただただ喜ばしく、ME講師・スタッフ全員で、この喜びの瞬間を噛みしめました。「どうかこの目標を成し遂げた後の素晴らしい笑顔を忘れずに、これからの日本や世界をリードしていくような立派なリーダーになって欲しい。講師・スタッフ一同で合格した生徒さんとともに、我々はチームになり得た。」という万感の思いが溢れました。

 先日、MEを卒業された群馬大学医学部医学科3年生の方から、お手紙をいただきました。お手紙によれば、アメリカの医師免許取得を目指していて、新興国の医療に貢献するために医学はもちろんのこと、英語の勉強も続けているとのことでした。彼女もまた、大学合格という大きな目標を達成した後でも、新しい世界に前向きに挑戦し、ひたすら前に、前にと進み続けています。自然と、彼女がMEで学んでいた時の、スピード・集中力・表現力をいかんなく発揮し前進し続ける姿が、思い出されました。お手紙ではさらに、「私の手元にはいつもMEノートがあり、今でも英語の学習に欠かせない存在となっています。」とも書いてくださいました。この言葉に、思わず嬉し涙がこぼれました。と同時に、私たちの仕事の責任の重さを改めて嚙み締めました。

 私は、「人生は出会いである。」という言葉が大好きです。ありがたいことに、この医学部生の方だけでなく、数多くの方がMEでの私たちとの出会いを大切にしてくださっています。一例をあげるなら、MEではたらく学生スタッフは、全員がMEで英語を学んだ、ME卒業生たちです。彼女たちも、MEでの学習体験、そして私たちとの出会いを大切に思っているからこそ、卒業後も学生スタッフとして、MEへの参加を表明してくれました。学生スタッフの一人ひとりが、MEで学んだ経験を活かして、ME生たちが安心して勉強できるように、しっかりと働いてくれています。皆さんがMEの門を叩いてくださった際には、ME卒業生の学生スタッフが、講師・他スタッフと連携して、カウンセラーとして対応させていただきます。

 この夏も、皆さんとの「出会い」を何よりも大切にし、その出会いを一生のものにできるよう、全力を尽くすことをお約束いたします。MEの授業は、真剣勝負です。1分1秒たりとも、皆さんの時間を無駄にさせません。真に効果的な勉強方法を知っていただき、MEとの出会いにより皆さんの英語の人生がドラスティックに変わる夏となるよう、一生懸命指導させていただきます。皆さんの英語は、実績主義の英語専門塾MEにおまかせください。ありがとうございました。

Burn like fire!

ME外語学院を代表して 七里 栄


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前橋高校3年時にYFU交換留学生として米国ミシガン州ビバトン高校に留学する。ロータリークラブ奨学金給費生としてミズーリ州立大学、大学院にて言語学、方言学を学ぶ。沖電気工業株式会社海外事業部に勤務し、義理人情を知る。「人生は出逢いである」を座右の銘とし、「成績が上がるからこそ英語が好きになる」を信条とする。生まれ変わり、ボクシングの世界チャンプになり、英語を教えるのが将来の夢。


代表講師紹介

岩間 一貴

オーストラリアに1年間滞在後、英国留学し、国立ブリストル大学にて生理学を専攻し、勉学の傍ら英国サウスミード病院にて2年間の業務経験を積み4年後帰国する。実用英検1級・TOEICスコア990点満点中975点を取得する。イギリス人が一言発すれば、その人の出身地を言い当てる特技を持つ。趣味はクラシック音楽鑑賞、aerobics。

佐々木 謙介

水戸第一高校・中央大学法学部を卒業。実用英検1級を取得する。TOEICスコア990点満点を目指し、新ME指導法の確立を希求する。

亀井 ステファニー紀子

前橋女子高校・千葉大学国際言語文化学科を卒業。大学入試センター試験では、英語200点満点を、世界史100点満点を、国語200点満点中198点を獲得する。

柳沢 韻

筑波大学自然学類出身。東京大学大学院で、数学を学び、結び目について研究する。その後、英語を学ぶこと・教えることの面白さに目覚め、ME講師になることを決意する。

久永 直樹

Yedda Gulane

熊坂 智絵美