あいさつ


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リスクを取る勇気

He who is not courageous enough to take risks will accomplish nothing in life.
- Muhammad Ali -
「リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる」

- モハメド・アリ -

私の尊敬するプロボクサー、モハメド・アリが永眠して3年になります。

アリはアメリカのベトナム戦争に反対し、兵役を拒否しました。そのため、プロボクサーとして無敗のままWBA・WBC統一世界ヘビー級王座を剥奪されましたが、3年半のブランクの後、見事王座奪還を果たしました。その後、プロとしての初敗北を喫しましたが、敗北の3年後、最強といわれた全盛期の王者ジョージ・フォアマンを劇的なKOで倒し、「キンシャサの奇跡」と呼ばれました。また、黒人差別に対して批判を繰り返し、公民権運動の先駆けともなっています。
この不屈の闘志、理想を求める精神によって、アリは私たちにとって永遠のチャンピオンであり続けています。

日本にも、「リスクを取る勇気」を実践するボクサーがいます。世界バンタム級のチャンプ井上尚弥です。昨年5月、彼は、英国の同級王者ジェイミー・マクドネルに1回1分52秒でTKO勝ちし、日本最速16戦目で3階級制覇を成し遂げました。また、10月には、ドミニカ出身のファン・カルロス・パヤノを第1ラウンド1分10秒でKO、今年5月には、19戦全勝(12KO)を誇るエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に第2ラウンド1分19秒で勝利し、二度の防衛を果たしています。そして今度は5階級制覇を遂げたフィリピンのボクサー、ノニト・ドネアと対戦します。

彼の家はボクシング一家で、兄弟もボクサーです。一家の合言葉は、「強い相手以外とは戦わない。弱い相手と戦っても意味がないから。」というものです。「強い選手に競り勝った試合はボクシングの幅を広げます。対戦相手から学ぶこと、盗めること、いくつもの発見があるのです。」「勝てる相手とばかり戦う――それでは成長も望めず、やがて性根が腐ってしまいます。『あの程度の相手なら』と練習も軽くなり、ひいてはボクシングそのものを軽んじてしまうことになるのです。」

世界バンタム級王者として10度の防衛を果たし、フェザー級王者として引退した元プロボクサー長谷川穂積は、井上尚弥をこう評しました。「ボクサーはカウンターを警戒して80%の力でパンチを打つ。しかし井上尚弥はリスクを怖れず100%の力でパンチを打つ。」と。

MEでは、私は生徒たちにこう言ってきました。「今の偏差値で自分の進路を決めてはいけない。早稲田大学に行きたいなら、自分の偏差値をそこまで引き上げればよい。医師を目指すなら医学部にチャレンジし、弁護士になりたいなら恐れることなく法学部の門を叩け。憧れの大学で学ぶ自分の姿を思い描き、受験当日のその日まで、持てる限りの力を出し尽せ。」
その「リスクを取る勇気」を実践し、志望大学合格を果たしたME卒業生は、こう語っています。

Aさん:「私にとって勝負を決める鍵は英語でした。感謝の気持ちを伝えるには、勝つしかない。負けるわけにはいかない。一点でも多くつかみ取ってやらなきゃならない。」
K君:「進路を決める時がいつか必ず来ると思うのですが、もし間に合う段階で「無理かな」と思い始めてもあきらめないで、上に向かっていれば下にさげることはできるから、あきらめないで上に向かってほしいです。」
Y君:「高校1年の春から夏にかけてオープンキャンパスに行き、すぐに一目ぼれして決めました。もともと言語に興味があり、いろいろな言語を学ぶ大学だと思いました。入るのが難しいとか簡単とか考えずに外大を目指しました。」

今年、春3月17日、例年MEが実施している、小学生公開参観授業を行いました。たくさんの保護者の方々にご参加いただき、大変ありがとうございました。また授業に参加して下さった小4から小6の25名の生徒たちにも、心から感謝いたします。小学生にとって、多くの来客の前で自分を表現するのは、並大抵のことではなかったと思います。しかし、彼ら、彼女たちは、臆することなく堂々と質問に答えてくれました。その自信にみちた姿には、教える私たちも感動いたしました。そして、この公開参観授業の準備を、今春大学に合格し進学される、20名のME卒業生の皆さんにお手伝いいただきました。

彼ら、彼女たちの進学先は、旭川医科大学医学部医学科1名、東北大学医学部医学科2名、東北大学経済学部1名、群馬大学医学部医学科7名、筑波大学人間学群1名、東京外国語大学言語文化学部2名、東京外国語大学国際社会学部1名、慶應義塾大学文学部2名、京都大学工学部1名、京都大学経済学部1名、京都大学農学部1名です。

大学進学を前にした忙しい時期であるにもかかわらず、MEのために駆けつけ、手を貸してくれる卒業生の姿を目にして、大変うれしく、名誉に感じました。また彼らのもつ強い「意志」と「行動力」「スタミナ」に強い印象を受けました。現在の日本の閉塞感を打ち破ってくれるのは、公開授業で立派な姿を見せてくれた小学生たちであり、努力を重ね大学合格を勝ち取った卒業生たちであり、そして彼らとともに若い人たちしかないと、確信を深めることができました。小中高一貫の英語専門塾として、若者たちの頼もしさを感じるとともに、指導する私たちの責任の重さを改めて感じた一日でした。
私には、皆さんとともに歌いたい歌があります。

We are the champions, my friends,
And we’ll keep on fighting ’til the end
We are the champions
We are the champions
No time for losers
‘Cause we are the champions of the world

我々は王者である、同志よ友よ
そして我々は戦い続けるだろう、最後まで
我々は王者である
我々は王者である
敗者になるための時間はない
我々はこの世界の王者なのだから

イギリスのロックバンド・クイーンのフレディ・マーキュリーが作詞・作曲した『伝説のチャンピオン』の一節です。私は、これこそ、MEで合格を勝ち取って卒業していった方々の姿であり、MEで学ぶ小学生、中学生、高校生、受験生たちの姿であり、これからの目標に向かって挑戦をする皆さんの姿であると信じています。

                             Burn like fire!
MEを代表して 七里 栄


前橋高校3年時にYFU交換留学生として米国ミシガン州ビバトン高校に留学する。ロータリークラブ奨学金給費生としてミズーリ州立大学、大学院にて言語学、方言学を学ぶ。沖電気工業株式会社海外事業部に勤務し、義理人情を知る。「人生は出逢いである」を座右の銘とし、「成績が上がるからこそ英語が好きになる」を信条とする。生まれ変わり、ボクシングの世界チャンプになり、英語を教えるのが将来の夢。


代表講師紹介:

岩間 一貴  [ Kazuki Iwama ]

オーストラリアに1年間滞在後、英国留学し、国立ブリストル大学にて生理学を専攻し、勉学の傍ら英国サウスミード病院にて2年間の業務経験を積み4年後帰国する。実用英検1級・TOEICスコア990点満点中975点を取得する。イギリス人が一言発すれば、その人の出身地を言い当てる特技を持つ。趣味はクラシック音楽鑑賞、aerobics。

佐々木 謙介  [ Kensuke Sasaki ]

水戸第一高校・中央大学法学部を卒業。実用英検1級を取得する。TOEICスコア990点満点を目指し、新ME指導法の確立を希求する。

柳澤 韻  [ Hibiki Yanagisawa ]

筑波大学自然学類出身。東京大学大学院で、数学を学び、結び目について研究する。その後、英語を学ぶこと・教えることの面白さに目覚め、ME講師になることを決意する。

亀井 ステファニー紀子 [ Stephany Noriko Kamei ]

前橋女子高校・千葉大学国際言語文化学科を卒業。大学入試センター試験では、英語200点満点を、世界史100点満点を、国語200点満点中198点を獲得する。

マドリガル ミカ [ Mika Madrigal ]

比国トリニティ大学アジア校出身。何よりも誰よりも英語を教えることを愛する。ナンバーワンの会話講師を目指す。

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