
AISATSU
AIM LOW BORING / AIM HIGH SOARING
低い目標は無味乾燥、高い望みで飛翔する
この言葉は、以前私が目にした「アメリカの心」という本からのものです。この本には、アメリカを代表する経済紙、ウオール・ストリート・ジャーナルで毎月一回、詩の形をとって、綴られていた広告文から、75編の文章が、英語とその日本語訳で記されています。その内容は、教育・生きがい・理想・思いやりなどに及び、全米の心をゆさぶり、感動と感銘をもたらし、アメリカの80年代を代表する「時代のことば」になりました。広告主は、ハイテク企業、題材は日常生活に触れたものばかりで、一般の市民への励ましの言葉が中心のものです。私が紹介するこの一遍は、「望みが高ければ退屈しない」というタイトルで、最初に、「私たちの天然資源の中で最大の無駄は、自分の可能性を使い切れないでいる人達だ」と書かれ、そして、「君がもし、それを無理だと思えば、君はそれをしないだろう。もし、できると思ったら、君がそうするチャンスは多い。やってみようとがんばるだけでも、君は新しい人間になったような気分になるはずだ」と続きます。その最後の言葉が、Aim low: boring. Aim high: soaring… 日本語訳にすると・・・「低い望み、退屈至極。高い望み、壮快至極」、「望みが低いと退屈してしまう。高い望みを持てば、とても晴れやかである。」となっています。
昨今においては、AI(人工知能)が大きく発達しつつあり、将来は、多くの仕事がAIにとって代わられると言われています。そのような世界において、AIに追いやられることのない、優れた知力と創造力を備えた人物となるために必要とされるのは、まさに「Aim high」の精神です。
MEの大半の生徒さんたちには、「Aim high」という志、思いがあります。彼ら、彼女らが一生懸命に、お互いを刺激しあい毎瞬真剣な授業が展開されています。生徒のみなさんが真剣で、積極的であれば、講師はそれ以上に真剣にならざるを得ません。MEの授業は「ドラマ」に似ているかもしれません。演技力、表現力のある俳優がたくさんいて、それを引っ張る脚本家、演出家が真剣に取り組むので、「ドラマ」のような展開ができるのかもしれません。MEの授業は多くの生徒たちに、そして私たち講師にも、「感動がうまれる」ものとなっています。
例えば、小学4年生のクラスには、毎回の授業で行われる小テストで満点を取るために、授業前に教室で練習する生徒たちの姿があります。中学1年生のクラスには、講師の説明を一言も聞き漏らすまいと授業に集中し、ときには手を振って疲れをほぐしながら、メモを取り続ける生徒たちの姿があります。高校1年生のクラスには、日本語を流暢に英語で言えるよう、互いに口頭英作の練習をしながら、授業の開始を待つ生徒たちの姿があります。MEの生徒の皆さんに共通するこの「Aim high」の結果として、MEでは、2021年、2022年、2023年の共通テストにおいても、毎年の英検、高校入試、大学入試においても、立派な実績を残しています。
私は例年、大学受験生の皆さんに、次のようにお伝えしています。「自分を他人と比較してはいけない。比較すべきは昨日の自分より今日の自分、いや、今日の自分より明日の自分だ。今の偏差値で自分の進路を決めたりしてはいけない。自分が行きたい大学が早稲田大学なら、東京外語大学なら、早稲田が求める偏差値、東外大が求める偏差値まで自分の偏差値を引き上げればよい。医師を目指すなら、医学部にチャレンジし、共通テストで必要な点を知り、その得点が取れるように計画をたて実践するだけだ。」と。
改めてこの時期に、この受験期に書かせてください。
『人間には、燃え尽きる人間と、そうでない人間の二つのタイプがある。正確に記せば、人間は燃え尽きる人間と、そうでない人間と、いつか燃え尽きたいと望み続ける人間の、三つのタイプの人間がいる・・・』ある作家の一言です。
「Aim high」とは、クラスで1番、学校でトップの成績をとる、志望高校・志望大学に合格する、英検でさらに上位の級に合格をすることに代表されます。それらの目標実現までのある期間、「燃え尽きる人間」にならなければ、その達成は難しい。高校受験・大学受験で、難易度の高い志望校合格を目指す者は、天才でもない限り「燃え尽きる人間」でなければ合格できない。「燃え尽きる」情熱で全力投球できなければ目標達成は不可能であるとも思います。その挑戦で感じられる気持ちが「soaring」というものです。その目標を達成できたという経験は自信となり、それが実力と評価され、それは人生の大いなる財産となる。さらに、その経験は次の「Aim high」へと繋がります。その経験をしてもらうことが私の英語講師としての務めです。
高校受験・大学受験を直前に控える皆さんに、今こそ燃え尽きる勇気を持ってほしい。悔いを残すことなく、懸命に勉強してほしい。残されたMEの授業は全て自分のものにしてほしい。一人でも多くの受験生から燃え尽きる人だけが語れるメッセージを寄せてほしい。MEには互いに勉学的な刺激を与えることができ、切磋琢磨することができる数多くの仲間たちがいます。ぜひ彼ら・彼女たちと共に「Aim high: soaring」を目指してください。
MEには、AIに対抗し得る潜在的に力のある人物が多くいらっしゃいます。
そして、AIを遥かに超え、AIを打ち勝つ優れた知力・創造力を備えた人財を育てたい。この冬は、その一歩となると強く確信しています。あなたたちの燃える情熱、「Aim high: soaring」を裏切ることなく、あなたたちとMEとの出会いが最上のものであったと思っていただけるように、講師・スタッフが一丸となって一生懸命努力することをお約束します。
Burn like fire!
ME外語学院を代表して 七里 栄
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前橋高校3年時にYFU交換留学生として米国ミシガン州ビバトン高校に留学する。ロータリークラブ奨学金給費生としてミズーリ州立大学、大学院にて言語学、方言学を学ぶ。沖電気工業株式会社海外事業部に勤務し、義理人情を知る。「人生は出逢いである」を座右の銘とし、「成績が上がるからこそ英語が好きになる」を信条とする。生まれ変わり、ボクシングの世界チャンプになり、英語を教えるのが将来の夢。

代表講師紹介

岩間 一貴
オーストラリアに1年間滞在後、英国留学し、国立ブリストル大学にて生理学を専攻し、勉学の傍ら英国サウスミード病院にて2年間の業務経験を積み4年後帰国する。実用英検1級・TOEICスコア990点満点中975点を取得する。イギリス人が一言発すれば、その人の出身地を言い当てる特技を持つ。趣味はクラシック音楽鑑賞、aerobics。

佐々木 謙介
水戸第一高校・中央大学法学部を卒業。実用英検1級を取得する。TOEICスコア990点満点を目指し、新ME指導法の確立を希求する。
亀井 ステファニー紀子
前橋女子高校・千葉大学国際言語文化学科を卒業。大学入試センター試験では、英語200点満点を、世界史100点満点を、国語200点満点中198点を獲得する。

柳沢 韻
筑波大学自然学類出身。東京大学大学院で、数学を学び、結び目について研究する。その後、英語を学ぶこと・教えることの面白さに目覚め、ME講師になることを決意する。


久永 直樹

Yedda Gulane
