AISATSU


Leadership and learning are indispensable to each other.ー John F. Kennedy
「リーダーシップと学びは、互いに欠かせないものである」— ジョン・F・ケネディ

MEのゴールは、この群馬の地から、将来の日本を代表し、世界を相手に活躍する、真の語学力を有したリーダーを輩出することです。言われた事しかできない、受身の姿勢でいる秀才や、また、自分さえ良ければ……という身勝手な人物を、社会は必要としていません。そのような人は、真のリーダーとは言えません。

現在、日本をリードしていくべき立場の政治家への信頼は失墜しています。また、マスメディアを通して大きな影響力を持つ人物の中にも、差別的発言を繰り返したり、保身のために嘘をついたり、私利私欲のために権力を振り回したりする人々が見られます。そして、海外に目を向けると、ロシアによってはじめられたウクライナ戦争、イスラエルによるガザ地区への軍事侵攻、ミャンマーでの軍と民主派や少数民族武装勢力との戦闘などにおいて、今なお多くの犠牲を出し続けています。また、世界をリードすべき超大国においても、民衆を扇動し、分断を煽ることによって権力を握ろうとする動きが、日々報じられています。リーダーになるべきではない、なってはいけない人物が、大きな影響力を持って、国を動かす現状に不安を感じます。

しかし、私たちの日常生活の中で周囲を見渡してみれば、医療や介護の現場で、行政・生産・流通で、そして、公共・民間のいろいろな現場で、多くの方々が懸命に働いています。ニュースには取り上げられることの少ない、一般の人々の、それぞれの立場での尽力です。私たちが日本の社会を信頼し、希望を捨てずにいられるのは、その方々の姿があるからではないでしょうか。

「リーダーに必要なものは何か?」それは、第一に「ハート」であり、さらには、強い「意志」と、それに基づく「行動力」「忍耐力」「スタミナ」に他なりません。鍛えられ、また自らを鍛えようとしているME生は、どんな指示でも瞬時に動くことができます。さらには、指示を出さずとも動き、他人を思いやる「ハート」をもって動き続けることができるのです。

コロナ禍が広まり始めた頃の、ある出来事を、今でも鮮やかに覚えています。日本中でマスクが不足し、品切れで買えない時期でした。ある教室でマスクがない生徒さんがいました。そばに座っていたAさんが、自分が持っていた予備のマスクを、当たり前のように、マスクを持ってないBさんに手渡したのです。Aさんは、小学生の時からMEで学び、その後、東北大学医学部に進学をされました。学力において優れているばかりでなく、思いやりの「ハート」に満ちた彼は、必ず豊かな人間性を備えた医師になると同時に、立派なリーダーになるに違いないと、確信しました。

もう一つ、数年前の夏の小学生クラスのことも、ここに記します。ここでは、偶然、右手を怪我した三人の生徒さんがいました。MEの授業では、講師の説明を、正確にできるだけ速く小さい字で、ノートにとることを求めています。怪我をして右手を使えない小学5年のCくんが、ギプスをした不自由な手でノート取ろうとしていました。また別のクラスでは、小学4年のDさんが、講師の説明を口の中で復唱し、その場で憶えようとしていました。さらにもう一つのクラスでは、小学6年のEくんが、利き手ではない左手を使って書こうと努力していました。この三人の必死に授業に食らいつくそれぞれの姿は、まさに将来のリーダーの卵ではないかと、感動しました。そこで、ケネディ大統領のことば「リーダーシップと学びは、互いに欠かせないものである」を思い出しました。

現在、MEは大学受験の真っ只中です。大学受験生には、一人ひとりの志望校の過去問題を、個人授業という形で指導をしています。中学3年生のクラスでは、英作文の個別指導、リスニングを含め、英語で満点を取れるための授業を入試直前まで展開しました。自らの志望校に向けて、寝食を忘れて勉学に取り組む受験生たちの「絶対受かりたい」という気持ちと講師、スタッフの「絶対に受からせたい」という気持ちのぶつかる場が、MEです。

日本の未来を創っていくのは、今まさに志望校合格に向けてラストスパートをかけているMEの受験生たちであり、将来に向けて真剣に学ぼうとしているME生たちであり、MEの門を叩こうとしている皆さんです。皆さんが、思いやりに満ちた「ハート」とともに、不屈の闘志と理想を求める精神を持ち、将来を切り開く真のリーダーとなるのだと信じています。

来たる3月25日(月)および29日(金)からは高校生を対象とした春期講習、3月29日(金)からは中学生を対象とした春期講習、4月8日(月)からは、順次、小学生・中学生・高校生を対象として、1学期通常授業が開始されます。皆さまの英語学習では実績主義のMEの門を叩いてください。

Burn like fire !

ME外語学院を代表して 七里 栄

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【参考】2024年2月13日現在判明している、本年度の学校推薦型選抜・総合型選抜・AO入試・共通テストを利用した総合型選抜の合格者を掲載させていただきます。

【前高】東京大学(理科一類)、【前高】群馬大学(医学部医学科)、【中央】群馬大学(医学部医学科)、【中央】群馬大学(医学部医学科)、【前女】山形大学(医学部医学科)、【前女】山形大学(医学部医学科)、【樹徳】山形大学(医学部医学科)、【前高】新潟大学(医学部医学科)、【前女】新潟大学(医学部医学科)、【四ツ葉】自治医科大学(医学部医学科)、【前高】東北大学(法学部)、【高高】東北大学(理学部)、【前女】東北大学(工学部)、【育英】横浜国立大学(理工学部)、【前女】早稲田大学(人間科学部)、【中央】早稲田大学(政治経済学部)、【中央】早稲田大学(文化構想学部)、【前女】早稲田大学(教育学部)、【高女】早稲田大学(教育学部)、【中央】慶應義塾大学(理工学部)、【本庄東】上智大学(総合人間科学部)、【前女】北里大学(医学部医学科)、【高女】立教大学(経営学部)、【前女】立教大学(経営学部)、【佐久長聖】立教大学(社会学部)、【高女】法政大学(法学部)、【佐日】関西学院大学(法学部)、【高女】東京理科大学(薬学部)、【前女】東京理科大学(経営学部)、【高女】群馬大学(共同教育学部)、【共愛(英特)】群馬県立女子大学(国際コミュニケーション学部)、【高女】群馬県立県民健康科学大学(診療放射線学部)、【前女】前橋工科大学(工学部)、【市立前橋】青森県立保健大学(看護学科)、【市立前橋】都留文科大学(教養学部)、【前女】北里大学(薬学部)、【前女】津田塾大学(総合政策学部)、【育英】防衛医科大学(看護学科)、【育英】群馬医療福祉大学(看護)、【共愛】群馬医療福祉大学(作業療法)、【前東】東京家政大学(児童学部)、【高経附】獨協大学(法学部)

なお、国公立大学および早稲田大学・慶應義塾大学をはじめとした私立大学につきましては、一部を除いて、2月13日時点では、未発表となっています。

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表 七里 栄:前橋高校3年時にYFU交換留学生として米国ミシガン州ビバトン高校に留学する。ロータリークラブ奨学金給費生としてミズーリ州立大学、大学院にて言語学、方言学を学ぶ。沖電気工業株式会社海外事業部に勤務し、義理人情を知る。「人生は出逢いである」を座右の銘とし、「成績が上がるからこそ英語が好きになる」を信条とする。生まれ変わり、ボクシングの世界チャンプになり、英語を教えるのが将来の夢。



代表講師紹介

岩間 一貴

オーストラリアに1年間滞在後、英国留学し、国立ブリストル大学にて生理学を専攻し、勉学の傍ら英国サウスミード病院にて2年間の業務経験を積み4年後帰国する。実用英検1級・TOEICスコア990点満点中975点を取得する。イギリス人が一言発すれば、その人の出身地を言い当てる特技を持つ。趣味はクラシック音楽鑑賞、aerobics。

佐々木 謙介

水戸第一高校・中央大学法学部を卒業。実用英検1級を取得する。TOEICスコア990点満点を目指し、新ME指導法の確立を希求する。

亀井 ステファニー紀子

前橋女子高校・千葉大学国際言語文化学科を卒業。大学入試センター試験では、英語200点満点を、世界史100点満点を、国語200点満点中198点を獲得する。

柳沢 韻

筑波大学自然学類出身。東京大学大学院で、数学を学び、結び目について研究する。その後、英語を学ぶこと・教えることの面白さに目覚め、ME講師になることを決意する。

久永 直樹

Yedda Gulane

熊坂 智絵美