
AISATSU
It is not the mountain we conquer but ourselves.
「征服するのは山ではない、我々自身だ。」
エドモンド・ヒラリー(ニュージーランドの登山家 1919-2008)
・先般のトルコ・シリアでの地震災害を生き抜く皆さん、自国領土を守ろうと戦うウクライナの方々を敬意をもって応援させていただきます。ここ日本においても、ME生の皆さんが受験という世界で、自己との戦いを続けています。
毎年、MEでは、高3生、既卒生を対象として、それぞれの志望大学に合わせた個人指導を行っています。今年度は、共通テスト後から国立大学前期試験までの40日間で行い、その数は、690回となります。感染症対策の観点から、受験生の皆さんに協力してもらい、Zoom他を利用してオンラインで行うこともありました。彼ら、彼女らの志望校に向けた寝食を忘れた取り組みに負けじと、講師・スタッフ一同も尽力しました。
中3生のクラスでは、現在、群馬県公立高校入試に向けて、英作文の個別添削、リスニングを含め、英語で高得点・満点を取るための授業を実施しています。また、国公立大学の中期日程試験、後期日程試験も控えています。これらもラストスパートの時期です。受験生の皆さんの合格のために、個人授業を含め、最善の努力を重ねています。
ある個人授業において、第一志望の早稲田大学以外の問題を提出して、本命である早稲田大学の問題に取り組もうとしない受験生がいました。その理由を聞くと、「早稲田の問題は難しくて手が出ません。早稲田は記念受験で良いです。」と目に涙を浮かべながら、彼女は自信なさそうに答えるのです。実際に早稲田の問題を解いてもらうと、30%~40%の正答率でした。授業では、早稲田に合格するための勉強をすることが、他の受験校の合格にもつながることを力説し、解答のフォローの仕方を説明しました。
その生徒さんは、次回の授業では、講師が説明した通りに、間違った英文すべてに、日本語訳や単語・連語などの事項を、書き込んで提出をしてくれました。決して容易な作業ではなかったはずです。どのくらい時間がかかったのかと聞くと、「フォローするのに夢中で、時間は覚えていません。」とのことでした。びっしりと書き込みのある彼女のノートを見れば、そのノートを使って授業をする私たちも、本気にならざるを得ません。時には夜を徹して準備をし、その授業は真剣勝負の場となりました。彼女が提出する過去問題の解答は、回を重ねるごとに、60%、70%と、順調に正答率を上げていきました。最後の授業では、「どうか合格してほしい」と、祈るような気持ちで、入試本番に送り出しました。
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参考までに、2月28日時点での早稲田、慶應の合格者を掲載させていただきます。
【前高】早稲田大学(法学部)、【前高】早稲田大学(政治経済学部)、【中央】早稲田大学(政治経済学部)、【前高】早稲田大学(社会科学部)、【中央】早稲田大学(社会科学部)、【前女】早稲田大学(基幹理工学部)、【高高】早稲田大学(創造理工学部)、【前女】慶應義塾大学(総合政策学部)、【中央】慶應義塾大学(文学部)、【中央】慶應義塾大学(経済学部)、【中央】慶應義塾大学(商学部)、【中央】慶應義塾大学(理工学部)、【前女】慶應義塾大学(理工学部)、【前女】慶應義塾大学(看護医療学部)、【前女】慶應義塾大学(看護医療学部)【中央】早稲田大学(国際教養学部)、【中央】早稲田大学(文化構想学部)、【高女】早稲田大学(人間科学部)
なお、慶應義塾大学の医学部、早稲田大学の教育学部、商学部、社会科学部、スポーツ科学部につきましては、一部を除いて、2月28日時点では、未発表となっています。
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さて、現在、多くの大学の入学試験が終了し、合格者の発表が続いています。MEには連日、進学する大学の決まったME生たちが、次々と足を運んで、報告に来てくれます。合格の報を聞くたびに、講師・スタッフ一同から喜び、喝采がわきます。生徒さんたちは口々に、心温まる言葉を私たちに伝えてくれます。
「MEの7年間の経験は私の人生の財産です。MEで学んだことを大学で、そして社会で活かせていけたらと思います。本当にありがとうございました。」
「MEは英語だけが伸びる塾ではないと思っています。英語が得意になることが他の教科に良い影響をもたらしたと確信しています。」
「共通テスト本番で、リーディング97点、リスニングは100点と過去最高点を取ることができました。毎週MEの質の高い授業があったからこそだと思います。」
「同級生に負けないという気持ちを抱いたり、以前の自分を超えられるように努力できたのは、MEのおかげだと思っています。」
「高1の4月、たった6日間の春期講習で高校文法をほとんどすべて学習できました。自信をもって高校英語のスタートを切れたことが、合格につながったと思います。」
自分を信じて、困難に立ち向かい、合格をもぎ取ることの出来た彼ら、彼女らに、最大限の敬意を表したいと思います。合格の報告をしてくれる生徒を前にして、彼ら、彼女らと喜びを分かちあうことの素晴らしさを噛みしめる毎日です。どうかこの素晴らしい笑顔を忘れずに、これからの日本や世界をリードしていくリーダーになって欲しいと思います。合格した生徒さんとともに、MEスタッフ一同、「我々はチームになりえた」と、万感の思いで、万歳三唱!
MEの小学生・中学生・高校生クラスに目を向けると、2021年度の英検では、英検準1級に70名のME生が、英検2級には小学生を含むME中学生58名、英検準2級には小学生を含むME中1・中2生119名が合格を果たしています。彼ら、彼女たちの成功の背後には、「自分自身と向き合う姿勢」があります。「征服するのは山ではない、我々自身だ。」です。彼ら、彼女たちは階段を一歩一歩自分で登ることによって、目標を達成できます。どんな高い目標でも、その目標に向けた階段を登り、その目標を達成したとき、その経験は自信となって実力が評価され、人生の財産となります。そしてこの成功体験が、さらに高い目標に向かう原動力となるのです。
今年もME生には、英検・高校受験・大学受験において、MEで鍛えられたスピード・集中力・表現力を如何なく発揮し、自分の足で頂上に立つことを期待します。自分の目標に向かって・・・「どこにも高速のエレベーターはありません。」そして、「階段を一歩一歩登ることは、辛いかもしれませんが、そうすれば、自分自身の足で頂上に立ち、成功を噛みしめることが出来るのです。」ME生、そしてすべての受験生に、エールを送りたいと思います。
来たる3月25日(土)および29日(水)からは高校生を対象とした春期講習、3月29日(水)からは中学生を対象とした春期講習、4月10日(月)からは、順次、小学生・中学生・高校生を対象として、1学期通常授業が開始されます。ぜひとも、皆さまの英語学習では実績主義のMEの門をたたいてください。
Burn like fire!
ME外語学院を代表して 七里 栄
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前橋高校3年時にYFU交換留学生として米国ミシガン州ビバトン高校に留学する。ロータリークラブ奨学金給費生としてミズーリ州立大学、大学院にて言語学、方言学を学ぶ。沖電気工業株式会社海外事業部に勤務し、義理人情を知る。「人生は出逢いである」を座右の銘とし、「成績が上がるからこそ英語が好きになる」を信条とする。生まれ変わり、ボクシングの世界チャンプになり、英語を教えるのが将来の夢。

代表講師紹介

岩間 一貴
オーストラリアに1年間滞在後、英国留学し、国立ブリストル大学にて生理学を専攻し、勉学の傍ら英国サウスミード病院にて2年間の業務経験を積み4年後帰国する。実用英検1級・TOEICスコア990点満点中975点を取得する。イギリス人が一言発すれば、その人の出身地を言い当てる特技を持つ。趣味はクラシック音楽鑑賞、aerobics。

佐々木 謙介
水戸第一高校・中央大学法学部を卒業。実用英検1級を取得する。TOEICスコア990点満点を目指し、新ME指導法の確立を希求する。
亀井 ステファニー紀子
前橋女子高校・千葉大学国際言語文化学科を卒業。大学入試センター試験では、英語200点満点を、世界史100点満点を、国語200点満点中198点を獲得する。

柳沢 韻
筑波大学自然学類出身。東京大学大学院で、数学を学び、結び目について研究する。その後、英語を学ぶこと・教えることの面白さに目覚め、ME講師になることを決意する。


久永 直樹

Yedda Gulane
