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私は米国の大学・大学院で、幼児及び外国人に対する言語に関する領域を専門的に研究しました。現在日本において、週一回一時間程度、幼児及び小学低学年に英語を教えて、英語の運用能力を指導できる教育機関があるとすれば、その成果には疑問が残ります。小学低学年を対象とするもので、しっかりとした英語教育を実践している組織として、公文式はその指導成果があるかもしれません。繰り返すことの大切さは、どの科目にも共通のものがあります。ただ、公文式の場合、低学年では英語に時間を割くよりもむしろ、国語にその時間を充てた方が賢明であるかもしれません。小さな子供たちに、外国語を母国語とほぼ同じように、話し、書くように指導することは、外国人講師とのチームティーチングで、最低でも週4、5回の授業時間を必要とするかもしれません。
 MEに来られる小学4、5、6年生の大多数の生徒たちが、低学年もしくはそれ以前に何処かで英語を習った経験があります。しかし、彼らの多くがアルファベットの大文字・小文字すら書けず、主語と動詞の概念すらも理解していないという事実を目の当りにします。私は、そこに日本での外国語教育の問題点を感じます。なぜ多くの保護者は、効果的な指導をする学習塾を選ばないのでしょうか?私なりの表現で「チェーンの外れた自転車をこいでいませんか?」と、その問題点を指摘してきました。その犠牲者となっているのは、それらの習い事に毎回通わされている子供たちです。

 私共MEは、小学生が中学入学後、いかに英語において良い成績を取り、自信をつけるかを主眼に小学生クラスを展開しています。受験科目の1つにしかすぎない英語の高得点を、いかに国語・社会・理科における暗記分野の得点率アップに寄与させるか。これも英語の学習を通じ、実現させてきています。それはME独自の授業の展開方法、学習方法を学ぶことにあるのです。つまり、「学ぶ資質」を育てることが一義的にあるのです。「いかに英語においてよい成績を取り、自信をつけるか」、「いかに国語・社会・理科における暗記分野の得点率アップに寄与させるか」このようなことの実現がMEの教育効果でもあります。

 ME小学部出身の生徒は、中学入学後の英語通信簿で5を取ります。また、ME在籍者の中1生の春の実用英語検定3級・4級合格率、及び中2生の春の3級・準2級の合格率、中3生の春の準2級・2級合格率は全国的に群を抜いていると自負しています。そして彼らの多くがME小学部出身であり、この結果を見てもME小学英語は、選択するのに十分価値のあると自負しています。

 多くの保護者の方や子供たちから、度々こんな声が聞こえます。『英会話と受験英語は違うのよねー。』これには誤りがあります。受験英語はしっかりとした会話の基礎となります。また、自分で言いたいことを伝えるには、そして聞きたいことを聞くには、かなりの語彙も必要となります。つまり受験の為に覚える単語は、外国の雑誌・新聞を読むにしろ、小説を読むにしろ、そして英会話をするにしろ、決して無駄になることはないのです。

 ME小学生英語は、得点を上げることで自信をつけさせます。この経験はお子様に勇気と自信を与えます。実際の中学テキストを使用しているために、文法のみに重きを置き、会話的なものがないと誤解を受けがちですが、オーラルプラクティス(口頭練習)を外国語学習の基本とし、中学テキストを教師が会話的な表現を使って、それを声に出させ、繰り返し練習させることで、身体で覚えてもらいます。最終的には生徒自らの発想で自分の言いたいことを外国語で言わせることを目標としています。これがMEの小学生英語です。

 

 


 

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